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zoom RSS しつこくサンバ

<<   作成日時 : 2011/02/03 18:22   >>

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セルタネージャとサンバの違いってのが判りにくい人のために典型的なサンバを。

上の動画のシコ・ブアルキは60年代初頭にデヴューした人で初めは政治的な内容というよりは古いサンバの復権をはかるようなスタイルで人気を博した。
その後徐々に社会風刺、政治批判を加えはじめると当局からにらまれ発禁になる曲も出てくる。
1968年、しかたなく亡命した先はイタリア。
この時期カエターノ・ヴェローゾとジルベルト・ジルも同様の理由で亡命しているが彼らは英国に行った。
この二人はシコ・ブアルキの音楽を保守的だとして批判していたのでシコはイタリアに行ったのだろう。

この曲、「ヴァイ・パサール」は1984年、ブラジルで軍事政権が倒れた年のもの。その時の開放感が実にサンバとマッチしてますね。

下の動画はキンテート・エン・ブランコ (白い五重奏団) サン・パウロの5人組のサンバ楽団で伝統的でありながら、どこかモダンに洗練されたサンバ。
カヴァキーニョ(小型ギター)とギターの他はパーカッション三名というシンプルなものだが、サンバをやるには多人数は必ずしも必要ないことがわかる。

ところでこのボーカル、マリア・ヒタってエリス・ヘジーナにそっくりだよね?
はい、この人77年生まれでエリスの実の娘なんです (笑)
こんなに声って似るものなのかな・・・・

下はオサレ系ボサ・ノヴァと思われるかもしれない別ヴァージョン。だけどよく聴くとこの歌手の素晴らしい実力がわかりますな。
あと、ボサ・ノヴァとサンバが表裏一体なのもよくわかると思います。




さて、以上でだいたいサンバがわかってきた人も多いでしょうが、おそらく諸君がイメージしてたサンバってずいぶん違ったものじゃなかった?
その理由を考えると、日本にサンバが紹介されたのってほとんどアメリカ経由なんだよな・・・・

アメリカ人が演るサンバって全然サンバになってなくて、サンバホイッスルとか一部の打楽器導入すればサンバになると思ってるようだ。

ようつべで紹介するまでもないけど70年代末に流行ったバリー・マニロウという人の「コパ・カヴァーナ」なんていう曲はその典型。

それがそのまま日本に来てるの・・・ 70年代後半に高中正義とかがやってたオメデタイ音楽・自称サンバ、って全然的外れですね。
イタい音楽だと断言はしませんがサンバではない、とは言っておきたいです。
(全部アメリカ人が悪いんです 笑)


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
A木さん、サンバいいでそ?
好調
2011/02/03 20:09
『A木』って私でしょうか?(笑)

お陰様でサンバに対する印象が、うんと変わりました。
我々のサンバに対する理解も見濁甚だしいんですね。

手始めにホベルタ・サーを買おうと思います。
ARK
2011/02/04 01:47
サンバ・ファンが増えて嬉しいです〜
ホベルタ・サー買ったら聴かせてください。

好調
2011/02/04 10:21
こんにちは。
サンバ好きの集まりに何回か行ってみましたが、どうも視野が狭いと言うか。至上とされるサンビスタの話ばかりで、なんかタンゴとかフォルクローレの保存会みたいな感じ。
プロの演奏も聴きましたが、どうもリズムがベタノリと言うか。
素人のバトゥカーダは野球の応援合戦みたいで、リズムの気持ち良さは残念ながら無いですね。
北斎
2011/08/06 19:28

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