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zoom RSS Caetano Veloso

<<   作成日時 : 2011/03/19 22:05   >>

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え〜っと、ちょっとブラジルに戻ります。 イギリスもああ言うふうに書いてると疲れるんで・・ (苦笑)
カエターノのことなど・・・

この部室ブログって、実はどのエントリーが何回見られたか、つまり Page View の数がわかるようになってます。
右上の小さい数字がそれ。
で、管理者のページには記事の一覧表があって、どの記事が人気なのかがひと目でわかる。

残念なのはカエターノとガルのページが伸びてない。
あれ、みんな好きぢゃないのかな・・・・イイと思わない?? (汗)

あの記事の最後にこれはジャズみたいだ、って書いたんだけど、その言葉が自分の中で滞留してるの。

それで今日思い当たったんで書き留めておくんだけど、正確にはマイルス・デイヴィスみたいなんです。

ちょっとこれ、聴いてみて。

マイルスがフランスのルイ・マル監督の映画「死刑台のエレベーター」に音楽をつけた有名な演奏。
マイルスが映画を見ながら即興でトランペットを吹いてて、このとき彼の唇が荒れててペットの音がかすれてる。
それがまた映画の雰囲気にあってしまった・・・ てのはジャズファンの間では有名な話。
まさに天才の所業なの (半分からあとはフランス語がわからないから見なくていいよ)



この緊張感、つまり次に何が飛び出すかわからないドキドキ感、予定調和が無い音楽。
まわりの全ての音が止まっててマイルスのトランペットだけが動めいてるような感じ・・・

ガルとカエターノの二曲にこれと同質なものを感じるのってオレだけでしょうか・・・?
あれ、世界が止まってるんだよな・・・・ 暑い昼下がりの空気が・・・ だからちょっとカミュの小説「異邦人」で主人公がピストルでやくざモンを撃つときみたいな感じもあるの。

もうひとつ思ったのは、あのドミンゴっていうアルバムが録音された67年において、ボサ・ノヴァは既に一種の芸人音楽になってたんじゃないか、ということ。
つまり様式としてのボサがあって、二人はその中で表現してるんだけど、微妙にそこからはみ出しちゃってるの。
ボサ・ノヴァに対してある種の息苦しさ、違和感すら感じてたんじゃないかな?
だからボサ・ノヴァという音楽が発生してから10年でたどり着いたのは、ボサ・ノヴァ自体が否定されちゃってる境地だった、みたいな・・・・

ムズかしいこと語ると、また読んでくれなくなっちゃいそうだから、このあたりでやめときます (笑)

で、カエターノなんですが、僕はこの人のファンなんだけど声が駄目なの (涙)
白状するとCDは1枚しか持ってない・・・ 実はちょっと前、有楽町の国際フォーラムにライブ見に行ったんだけど
どうしても声が駄目で途中退席・・・

ところがいい曲書くんですよね。 ホントにいい曲なの。  他の人が歌うと・・・

まずマリーザ・モンチ 2000年





ガル・コスタ 98年 (このハイセンス・アレンジはセウソ・フォンセカね)




ガル・コスタ 78年 




最後の曲はオレが初めて買ったガルのCDに入ってて、この曲にはちょっと衝撃受けたのを憶えてる。
ガルの歌声もいいけど、ここまでせつない曲書けるカエターノ・ヴェローゾっていう人に興味を持ったんです。

それで今  「トロピカーリア : ブラジル音楽を変革した文化ムーブメント」 クリストファー・ダン著  というちょっと難しい本読んでます。

数年前に買って途中で投げ出してたのを、この部室を始めてから少しずつ読んでるんです。
60年代中盤から始まるブラジル文化革新の一大潮流の先頭に立ってたのがカエターノ達なんだよね。

読み終わったらまとめてみます。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
78年 ガルコスタが いいです 
楽器のような声 せつないめろでぃー
なんか 最近震災やら 疲れること いろいろあったし 泣ける 涙

変態通行人
2011/03/19 23:23
この曲は好き嫌いがハッキリ分かれるでしょうね。
僕もカエターノが歌ってたら好きになれなかったと思う。
極度にラディカルな歌と同時にこんなにセンチメンタルな曲も書けるカエターノって、凄い才能だと思います。
好調
2011/03/20 07:13

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