トリニティースクール音楽部 部室

アクセスカウンタ

zoom RSS Maysa (後編)

<<   作成日時 : 2011/09/23 01:35   >>

トラックバック 0 / コメント 1

マイーザはアル中と言われるほど酒飲みだったらしい。
体重が100kgを超えたこともあったとか。

美人の基準は時代によって変わるというが、もっと痩せてたらイイ女だったのにな・・・ とも思う。

77年、自らの飲酒運転による交通事故で死亡。 40歳の若さでした・・・・

破滅型とも言われる。
 
Wiki には 「ボサ・ノヴァのジャニス・ジョプリン」 とか書かれてた。


61年の歌。
危険な緊張感ただよう歌唱。  





これも61年、日本で言う演歌だよな。夜の世界。 
この年マイーザはもう一枚アメリカ録音のアルバムを出してますが、
タイトルはずばり "Songs Before Dawn = 夜明け前の歌"





62年、ジャズの香りがするボサ。 マイルスばりのトランペットで始まる。
バックの演奏もシャープで良い。 (途中で切れるのがイタい)





69年、いつもの暗い感じのマイーザが吹っ切れてひとまわり大きくなったような感じ。





以前紹介したマリア・クレウザにちょっと似ている、というか、クレウザはマイーザから結構な影響を受けていたのでは? と見るほうが自然だろう。
そしてマイーザを聴いてしまうと、クレウザが薄味に思えてしまう。

(ガルやカエターノ、エリスやシモーニもマイーザを聴いて育った、大好きだった、と述懐している。)

もう一曲69年、アントニオ・アドルフォの曲。 やはりMPBではなく、ジャズに近い。
このアルバムではデビューしたばかりの鬼才、エギベルト・ジスモンチの曲も歌っている。





そして74年、マイーザ最後のアルバムは名盤だと思う。
三曲紹介します。

こういうの聴くと、この人がフランスに行ってたことを思い出させる。 シャンソン、サンバ・カンソン、ボサの混じったマイーザだけの世界。







これもいろんな音楽要素が混じっていて興味深い曲。 夜の女王が昼間に歌ってる、ちょっと挑発的な歌声、それがマイーザ。





これはもうジャズの世界。 マイーザの芸の広さというべきか、彼女の集大成、モダン・サンバ・カンソン と言わざるを得ない。
ギタリスト、ルイス・ボンファの曲。





前回、サンバ・カンソン、ボサ、MPB の三階級を制覇した女性歌手は居ない、と書きました。
だけどマイーザは サンバ・カンソン、ボサ、ジャズ の三階級は制覇していたのかもしれない。
さらにそれらを融合させて、独自の世界を築き上げたのがマイーザの音楽ではないでしょうか?


それはまた、芸人音楽と自由音楽の高度な融合、とも言えると思うが如何?


*******

(後記)

ブラジル音楽のディスク・ガイドで ムジカ・ロコムンド(1)(2)という本があって、ここに書くときは参考にしてます。
二冊とも素晴らしい内容で、ブラジル音楽を聴きたい人にはゼッタイお勧めなんですが、なんと二冊ともマイーザに言及がないのはどうしたことか・・・・・?

ですから、今回はずいぶん調べて、紹介する曲も多くなってしまいました。




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
すごいおもしろい!進化の過程がわかりますね。
わたくしは最初のアンダーな感じにしびれます。
またじっくり聞いてから。
変態通行人
2011/09/23 13:13

コメントする help

ニックネーム
本 文
Maysa (後編) トリニティースクール音楽部 部室/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる