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<<   作成日時 : 2014/08/11 00:48   >>

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前々回ブラジルでは相変わらずサンバの人気があって若手が次々にデビューしてるありさまを見たわけですが、ノルデスチ音楽も負けてませんね。
フォホーとかセルタネージャなどの北東部音楽も、現在は昔ながらの民謡みたいなスタイルから、歌謡曲的に甘味料を加えたものまで、いろんなタイプがあってやはり若手がどんどん出てきてます。

今日はその中からノルデスチのニュー・ウェーブ、あるいは「都会型ノルデスチ音楽」という珍しいジャンルを確立したグループです。


ビショ・ヂ・ペー   1998年結成。 リーダーはボーカルのジャネイナ・ペレイラ。


変なバンド名は北東部に生息するノミみたいな虫の名前で、刺されるとひどく痛いらしい。
ちょっとヒネったネーミングだが、音楽もそんな感じ。
割合オーソドックスなフォホーとかが多いが、前衛的な曲が結構ある。

まずは一曲、
ノルデスチ音楽の花形楽器、アコーディオンと並んで、ローズやエレキギターも活躍、都会の知的なポップスになってます。





ライブ映像、こっちは伝統的なスタイル。
とは言え、洗練されてるんで、マリネースとかゴンザーガと言った 「ど・セルタネージャ」 と比較してはいけない。






次も都会のポップスに変身した曲。





アコーディオンを聴いてると、ドミンギーニョスがジャンルを超えていろんな人と演奏し、自由音楽分野にまで音楽性を広げ、異分野のリスナーを獲得したのは偉大な業績だったんだな、と思う。
オレが最初にドミンギーニョスに注目したのもジャズあるいはミナス音楽で有名なトニーニョ・オルタ(g) との競演盤を聴いてからで、なんと言うか北東部音楽の芸術性・精神性を見せてくれた感じだった。

こういう音楽が出てくるのも、そういう北東部音楽功労者の積み重ねがあったからだと思う。
サンバにおいてパウリーニョ・ダ・ヴィオラなんかがマリーザ・モンチにサンバの神髄を吹き込んだようなものだ。

土着サンバだって都会的に洗練されたものがあるんだから、北東部の田舎音楽だって洗練されたものがあっても不思議じゃない。 つまり両方とも現在進行形で進化している点では同じなのだ。


最後は各楽器がなかなか高度でつい聞き込んでしまう、室内楽的とも言える音楽。
メンバーは身近にあるセルタネージャ音楽と同時に、普通に英米のポップスなんかも聴いて育ったんだろう。
スネア・ドラムの音が心地良い。




彼らはブラジルではけっこう人気があって、CDはずいぶん売れたらしい。
ブラジルのリスナーの質が高いのに驚くが、普段は北東部音楽など聴かない層にも売れたんだろう。

彼らを聴いて、もっと土臭いノルデスチ音楽に興味を持ってくれる人が増えるといいと思います。






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