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zoom RSS Celso Fonseca

<<   作成日時 : 2014/12/04 00:39   >>

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気分を変えてブラジルのハイ・センス室内楽系ポップスを。


セウソ・フォンセカ   1956年リオ生まれ。 作曲、アレンジをこなし、ギターも上手い。ジルベルト・ジルのバックバンドで頭角を表す。


洗練された都会音楽、なよなよ系ボーカル、音の造り込みが徹底していて、太陽燦々の野外音楽ではない。 寒い晩、明るく暑い夏の日を思いながら室内で聴くのがいい音楽だと思う。 つまりフォンセカは案外冬向けなのだ。

1997年、チェロはジャキス・モレレンバウン。 アルバム・ジャケットがヤバい・・・
フォンセカのボサ・スタイルのギターがナイロンではなく鉄弦なのにも注目。






同じアルバムからもう一曲。 なんだかんだブラジル音楽におけるこういうサックスって、結局スタン・ゲッツにさかのぼると思う。 オレはゲッツ嫌いなんだけど、まあこれはカッコいいのは認めざるを得ない。
それもフォンセカのサウンド・クリエイターとしての技量だ。






2001年の名盤、"Slow Motion Bossa Nova" から。
ジョビン風にリタルダンドの利いたピアノ、全体にソフトに流れる音空間を唯一引き締めるタイト&シンプルなドラムスがいい。 何百回も聴いてるんでわかるんですが、1:33でボーカルに一瞬エコーがかかるのがカッコいい。 (このアルバム、もう13年も前なんだなぁ・・)






もう一曲、ホナウド・バストスとのデュエット。 日本盤解説のケペル木村さんによれば、2:11からのバストスのボーカルが聴けるのは非常に珍しいと言う。
オヤジの口臭まで漂ってきそうな室内楽の近接感がたまらない。






2005年、フリューゲル・ホーンが美しい。特に1:26からのソロ。
ここではギターはナイロン弦。






2009年、マルコス・ヴァリとの共作。 この曲はアジムチ (Azymuth) のキーボード奏者、ジョゼ・ホベルト・ベルトラミがゲスト。 エレピのソロが始まるとアジムチの世界になる。
(ベルトラミは2012年に亡くなってますが、いずれアジムチもじっくり紹介します)
最後のほうのフォンセカのギターソロにも注目。 ギブソン系ですな。





他人のプロデュース等で忙しいフォンセカは、今までスタジオ・アルバムは11枚しか出してませんが、どれも粒選りというかじっくり作ってます。
年齢的に第一次MPB世代ではなく、それゆえ荒削りなところも、強烈なメッセージ性も無い。
しかしカエターノやジルといった先輩達を強力にサポートしている実力は一級品で、いつもニュー・アルバムのたびにブラジル音楽の最新の音を聞かせてくれます。
優等生と同時に革新者ってなかなかいないんですが、フォンセカはそうだと思います。

他にもいい曲いっぱいあるんで、そのうち続編を・・・・・








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