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<<   作成日時 : 2014/12/19 00:17   >>

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今日も70年代クロスオーバー音楽から、サンフランシスコ発のヒップで革新的なグループを聴きます。


マロ  1971年、カルロス・サンタナの4歳年下の弟、ホルヘ・サンタナ(1951〜)を中心にシスコで結成。


兄サンタナはブルースを経由し、自らのメキシカン・ルーツとクロスオーバー、いわゆるラテン・ロックを確立したが、ホルヘもその路線に近い。
近いが兄よりもソウルっぽいしポップで華やかな音だと思う。

74年の4thアルバムより、2:15以降ホルヘのギターが鳴りっぱなしで堪能できる。 兄貴に似てるし技巧も甲乙つけ難い。
デュアン・オールマン同様、サンタナ兄弟はギブソン・レスポールによるアメリカン・ロックギターの頂点かもしれない。






同じシスコ近辺、ベイエリアのタワー・オブ・パワーを彷彿させる部分もあって、この時代のシスコ音楽の新しさには驚かされる。
両者は互いの音を参考にしあったという想像も許されるだろう。

もう一曲、このアルバムから。 オープニングは一瞬TOPかと思ってしまう。 ホルヘのギターは1:55から。






73年、クラヴィネットに時代を感じる。 悶絶ドラムは後年ヤン・ハマーやジェフ・ベックと共演するトニー・スミス、最初期の16ビートの熱気にヤラれる。
プロデュースはデイヴィッド・ルービンソン、この前後ハービー・ハンコックの録音も手がけているから、こうした最先端の音にも納得。






マロは74年にいったん解散、次は78年、ホルヘのソロ・アルバムだが実質的にはマロである。






マロの熱気はクロスオーバー音楽の新しさが薄れ、次第にぬるま湯的なフュージョン音楽に変わっていくと同時に失われていくように思う。
いっぽう兄サンタナのほうはラテン路線から大きく外れることなく人気が落ちることは無かった。
だが革新性という部分でマロがアメリカ音楽全般に与えた影響は小さく無かったのではないでしょうか?
TOP同様、16ビート音楽の先頭グループに属していたのは間違いないだろう。

以前にも書きましたが、ラテン・リズムが16ビートを作ったひとつのきっかけと考えてもいいのではないか?

最後は95年、完全にソウルになってますが、なかなか名曲です。









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