Laura Nyro

ローラ・ニーロ 1947~1997 NY生まれ

オレ、この人好きなんだよな。 20歳の頃、ジャケ買いで "New York Tendarberry (1969)" 買ってから・・・・・

寡作な人で、ライブ以外のアルバムは10枚くらいしか出してないからだいたい全部揃えるのはすぐだった。

歌は極端に上手いとは言えないけど、ハートがあって 「ソウルがほとばしる」 としか言いようのない歌いかた。

古いソウルのカバーをよくやるけど、ソングライターとして自作曲も多い。
なにせこの人の作った曲はシナトラからバーブラ・ストライザンド、 スリー・ドッグ・ナイト と言った有名どころが歌ってヒットさせてる。

ニューヨークの音楽です。 

ジャズやソウルの香りが当たり前のようにある。

同時に都会の孤独感や疎外感も。 
彼女がどれだけホットに歌っても、ひんやり冷めた都会の夜のクールネスが消えないの。

ピアノ弾き語りが基本。黒人女性コーラス隊つきや普通のバンド編成でも。

イタリア系の美少女で、モデル並みの容貌。
容姿と才能が傑出してて、しかも何か新しい独自の音楽でデビューが鮮烈だった、
ってことではだいぶ後になるけど、ケイト・ブッシュやマリーザ・モンチ(ブラジル)みたいなところがある。

天才少女現る、 ってやつだ。

10代でデビューし、50前後で亡くなってしまう、ということではナラ・レオンとも重なる。

そしてローラはトッドとも縁があった。(トッドのひとつ年上)
最後から三枚目、6年ぶりのアルバム ではトッドが二曲参加してた。
トッドの初期のピアノ弾き語りバラードにローラの影響を指摘する向きもある。
(その意見、オレもだいたい賛成)

66年のデビュー・アルバムから、5年後にバーブラ・ストライザンドが歌ってヒットした曲。 19歳だよね・・・・汗




こっちはたぶん70年頃のライブ。




ローラを聴いてみたいという人は最初と最後のアルバムから聴いてみてください。
最後のアルバム "Angel in the Dark" は本当にスゴいんで・・・・ 稿を改めて書いてみます。

ローラは亡くなる3年前に渋谷に来てるんだけど、オレ行かなかったの。
今でももの凄く後悔してるんだよな・・・・

この記事へのコメント

ynizm
2011年02月25日 13:30
ローラニーロいいですよね。このイタリア系っていうのがポイントのような気がします。
たとえばこの人たちもイタリア系ですよね。↓
http://www.youtube.com/watch?v=TuKeSUUK-A4&feature=related
これらイタリア系の方々のパンチのきいたセンチメンタルな感じはたまりませんよね。
ジャンルは違いますがエンニオモリコーネにも同じソウルを感じます。
http://www.youtube.com/watch?v=YfczFtTvzbg&feature=related
好調
2011年02月25日 14:08
おお、鋭いですね。ラスカルズのフェリックス・キャバリエはローラの録音とかをよく手伝ってました。
同じNYのソウル好き「ブルー・アイド・ソウル」
仲間だったんでしょうね。 共演もしてたような・・

モリコーネ楽団と言えばマカロニ・ウエスタンですな。
チープでいて、感傷的でスペクタキュラーな音づくりがタマりません。

イタリア移民はアイルランド移民よりも下に見られた
いわばアメリカ白人の中では最下層だったようです。
サッコ&バンセッティ事件とか ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

マフィア組織が発達したのもイタリア移民が極めて貧しかったからでしょう。

ローラはユダヤ系イタリアンですから貧困とは無縁なとこから出た音楽のように思いますが・・・
ynizm
2011年02月25日 18:45
やっぱりイタリア人の音楽の根底にはオペラがあるんですかね。シナトラもザッパもオペラ的ですよね。日本人がやる音楽はどこか祭囃子的みたいな。
そういえば、マドンナ、シンディーローパー、レディガガ、ジョンボンジョビ、スティーブンタイラーってイタリア系なんですね。このへんの人たちは別にどうでもいいですが。。。
またどうでもいい話ですけどスティーブンタイラーの娘のリヴタイラーの育ての親はトッドなんですね。
好調
2011年02月25日 21:34
イタリアはカトリック総本山です。イタリアに限らず、ポルトガル、スペイン、ブラジル、といったカトリック国の音楽はプロテスタントの国の音楽とは明白に異なるところがあると思います。

このテーマは現在探求中で、いずれまとまったら発表します。

リヴ・タイラーを育てたとき、トッドはずっとそのことを本人には告げなかったそうです。
トッドのお人柄がしのばれますね。

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  • Laura Nyro (3)

    Excerpt: ローラ・ニーロについては昨年二月、つまりこのブログのかなり初期に二回にわたって語っている。 消化不良の感があって、このたび三回目に挑戦する次第。 くわしい紹介は過去記事を読んでもらうとして、今回は.. Weblog: トリニティースクール音楽部 部室 racked: 2012-06-10 23:37