ニューヨーク雑感

先週ニューヨークに行ってきました。 10年ぶりの家族旅行です。 土日も仕事してるとなかなかこういうチャンスもなく、震災前から予定していたので、ちょっと後ろめたさを感じながら、17年ぶりのNYC (New York City) でした。

まず前回、94年に行ったときの印象など。

ホテルについて最初にラジヲをつけてみた。 すると選局ダイヤル1mm刻みごとにステーションがあってびっくり。
FMです。いったい何百局あるのやら・・・

驚いたのは英国のトラッド・ミュージックをかけてる局があって、日本ではあまり知られてないと思うけど Steeleye Span なんかをやってる (Steely Dan じゃないよ)
おそらくいろんなジャンルを専門的にオンエアする局が無数にあるんだろう、と思うと「負けた」と感じたの。

それでジャズを流してる局で チャック・マンジョーネの "Feel So Good" なんていう曲がかかった。
この曲、 ケニー・G (笑)みたいな感じで、まあダサい音楽なんだよね。
ところがね、NYで聴くとなんだか凄くイイの。 それにビックリしたのを憶えてる。

音楽ってそれが生まれた国・地域で聴いてみると 「ワカる」 んだよな・・・・
沖縄で蛇皮線、ハワイでハワイアン、イギリスでヴァン・モリソン聴いてるんだけど、これは絶対そうだと思う。(ヴァン・モリソンはカーステレオだけど)
自慢じゃないけど、こればっかりは現地で聴く理解度にはかなわない。

(だから、いつかブラジル行ってマリーザ・モンチとか聴きたいんですが・・・・)

で、僕のNYCの印象はジャズだったんです。 摩天楼とブルーノート盤の白黒ジャケットのイメージ。
ビジネスマンもアーティストも世界の超一流でないと住むことすらも許されない、切磋琢磨がシビアな街という印象。
その中で鳴る音楽は世界中でもここだけの独特なものだと思ったんです。

世界最高峰のニューヨーク・フィルの指揮者、バーンスタインがクラシックとは別にやるミュージカル音楽なんかもそんな印象。
一流のアクターに一流の音楽、ポップミュージックだってガーシュインやらバカラックみたいに一筋縄ではいかない高度に洗練されたものなんです。

街を歩いてて発見したのは蝶ネクタイしめてるオッサンなんかがけっこういる。 お洒落なんです。
いっぽう肩で風を切ってるスーツ姿のビジネスマンの足がスケボーだったり・・・・
ホントに自由な生き方でそれぞれの目標に邁進してる、他人のことは一切省みない刺激的な街、それがNYCの印象でした。
東京生まれの僕がロンドンやパリですら感じなかった「あぁ、トーキョーって田舎だったんだな・・」 という打ちのめされるような感覚・・・・

五番街と銀座は新宿と八王子くらいの差があったんだよな・・・ ここがまさに Top of the World、 世界の中心地なんだ、って・・・

だからNYCは僕にとってはずっと特別な街、いつかまた訪れたい街だったんです。
今回、女房はいろいろ下調べをして計画も立ててくれてたんですが、僕はどこに行くとも全く決めていなかった。

あの空気だけ、また吸えれば充分だと。

あれから17年・・・・・・ さて今回のNYCは・・・?

・・・・・長くなりそうなので今日はここまで。 時差ボケで眠いし・・・(笑)

これ、聴いてください。 クリフォード・ブラウン。 早世しちゃったけど滅多に他人を褒めないマイルスも絶賛してたトランペッター。
緊張感と極上のリラックス、僕のニューヨークってこんな感じだったんです・・・・ 




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