1977年のポップス



今日はちょっと一服、という内容です。 オッサン向けです (笑)

1977年から音楽が変わってしまった、という事はだいぶ前に書きました。
順調に進化してきたポップミュージックが駄目になったあの年・・・・
だけど実際にディスコブームの影響を受けて、いろんな人達がそれを発表しだすのは78年からなんです。

75,76,77年はポップミュージックの黄金期ですね。 多くのアーティストのベスト・アルバムはだいたいこの時期のが多い。
で、最後の77年はこのまま行ってれば続く78年以降はもっと面白くなってただろうなぁ、と思わせる年だったと思います。
つまりエネルギーの質が 「純」 でありながら洗練されていった、順調に行ってたポップミュージックの最後の年、ということです。

むろん78年以降にも優れた音楽は多い。 だけどポップミュージック、すなわちビルボードのトップ40に入る大衆向け音楽となると
そうは行かないんだよな・・・・・

以下、僕が19歳のとき、安物の小さなAMラジオのFENから流れてた、77年のポップスを紹介します。

謎のバンド、サンフォード・タウンゼント (米) 唯一のヒット




これ、面白いのはロックとソウルとカントリーの要素が絶妙に絡みあってる。 ソウルとカントリーって水と油の筈なんですけど・・・
こういう高度な融合てのはおそらくこの頃からだと思うから、その後この流れが遅滞したいのは実に惜しいと思う。
ポップミュージックの持つストレートなエネルギーに一点の曇りも無いよね。



同じような流れを感じる曲。 アラン・オデイ この人もこれ一発。





次はディスコ、不朽の名曲・・・ ようつべで見つけたロングバージョンをどうぞ・・・



ヒートウェーヴというバンドはドイツの米軍基地を除隊した黒人兵二名がそのままドイツに居残って作ったと言われる。
オレ、ディスコ曲でこれ以上格調高いのを知らない。 だってハープが鳴ってるんだよ。
ギターもドラムもジャジーだし・・・・
ちょっとあとのクインシー・ジョーンズのディスコより全然いい。

実はこの曲、ヒットは77年後半だけど発売は76年。つまりビージーズとかのディスコブーム直前ってことに注目。
ひょっとすると KC & ザ・サンシャイン なんかが築いてきた第一次ディスコブームの最後に咲いた花、と言えるのかもしれない。


アメリカが続いたんで英国からも・・・

英国音楽シーンの底流にうごめいていた、ブリティッシュ・サイケデリックのマンフレッド・マン、まさかのヒット (笑)



実に英国的な音だよな。 ・・・・・ ええ、持ってますとも、これが入ってるLP, "Roaring Silence" ・・・・・  



で、次はちょっと聴くと 「イーグルスか?」 と思うほどウエスト・コースト音楽なデイヴ・メイソンから



この人、英国の名門バンド、トラフィックの元メンバーですからね。 アメリカンな音ではあるけど極めて上質です。
わずかにストリングスが英国プログレッシヴ・ロックぽいような・・・・?

以上、AMラヂヲのチャチな音で聴くと個人的にはジンとくる曲ばかりでした。
信じられないかもしれないけど、以上全てトップ40どころか20以上くらい、中にはトップ付近まで行ってた曲もあると記憶します。

ポップ・ミュージックはリアルタイムで聴くことに価値があるよな。
現代のポップスのほとんどが価値のない音楽であるとすれば、オレは幸せだったのかとも思う。
10代最後の歳に、こんな音楽に囲まれた事がこの部室にもつながってるんだと思います。




この記事へのコメント

変態通行人
2011年04月26日 08:19
うわおっっフォクシーレディー バスタオルの下が気になりますね。(おじさん)すごくちっちぃころ再放送で見てました。この辺の音は知らずにすりこまれてるのかな。次のも聞いたことありました。マンフレッドマンてしりませんでしたがすごくツボです。後半ギターが痺れました。この音ってこの年代独特ですか?確かになんだか息抜きの日って感じます。
ドラマの音楽って知らずに聞いてるから 耳にそこってますね。刑事なんだか&ハッチ?とか けんさくしてみようかな、、、。
変態通行人
2011年04月26日 08:22
先ほどのコメ後半文章が変です そこってはのこってだと思います。
ikd
2011年04月26日 13:29
ポップ・ミュージックはリアルタイムで聴くことに価値があるよな>同感です。

ソウルやロック等と違いポップミュージック(ディスコ含む)は後年に評価されずらくて懐メロになってしまいますよね。(まれに評価される物もありますが)
大衆(万人)受けに走るという事で一時の富を得る事はできるかも知れませんが長い目で見れば失う物の方が大きいかと。
好調
2011年04月26日 22:16
>変態さま
たびたびのコメントありがとうございます。
この時代、ギター・エフェクターがまだ未発達で、音を歪ませるファズとかワウワウやアンプ側のリバーブしかなかった時代だったと記憶します。

フェイズ・シフター、フランジャー、コンプレッサーなどが無いので、自分でヘンな音を作るか、録音してから加工したか・・・ 

> ikd 氏
米産休。 個人的な思い出・思い入れを捨象してこの時代の音楽を語るのは難しいですが、それぞれに個性的でキャラが立ってた、とは言えると思います。

昔の曲はタイムマシンですよね・・・引き戻されます。

  
変態通行人
2011年05月01日 23:01
変態様 笑…
楽器音質加工技術って時代を感じる鍵なんですねっ
ポップミュージック…懐メロ なるほど…

この記事へのトラックバック