今後の展望・・・・

え~、すいません、梅雨時に英国音楽は無理って思いました (笑)

それと、紹介したい楽曲がようつべに上がってないんで、自分でアナログ盤から取ってそこに上げられるようになるまで、
ちょっと待ってね。

まぁでも更新滞ったのは、やっぱり梅雨には合わないと思うんだよな、英国の音。
ここんところブラジルが多かったのも気温とかが原因なのかも・・・

_______________

それで実は来週あたり、この部室も開設から6ヶ月になります。
今後の展望とか、課題とか、なんとなく懸案物件を先に出しておいて、どういう方向に思索が進むのかという予測、あるいは予告をしておきます。

75年、ロニー・リストン・スミス





ちょと前に紹介したシュギー・オーティスの問題作が74年、これもあの世界と似てると思う。
シュギーはブルース発でああいう世界に行っちゃったんだけど、ロニー・リストン・スミスは本流ジャズの流れから分かれてきた人です。
しかもちょっと孤立感があるのがタマらない人。
実は70年前後からこういう新しいタイプの黒人音楽がジャズのほうからも発生してきますね。

たとえばE,W & F なんてのも実は最初はラムゼイ・ルイス66年のアルバムでモーリス・ホワイト(Vo)がドラマーで参加してたりするんです。
ジョージ・デューク も ハービー・ハンコック もみんな本流ジャズの人だよな。 

ロックの影響で電気楽器、電子楽器を導入して、リズムも細分化して、この頃のジャズ、もしくは当時そう呼ばれたクロス・オーバー音楽が、けっこうオレは好きなんです。
わずか数年でフュージョン音楽というものに堕落していくアメリカの音楽分野。

で、そういう音楽ってすごくアングラ的なんだよな。 本流ジャズがいつしか定番化してしまい、刺激とか冒険が薄まってしまって、そこからはみ出してきた音は・・・・
ジョージ・デューク も ハンコック も70年代初頭のアングラ感は今でも刺激的です。

そこで思い出して欲しいのが、ブラジル・ジャズの音楽家がどのように変遷して行ったか、てことです。
あそこでは本流ジャズに煮詰まった人達は、サンバになったりMPBになったりしました。
そこには前衛的な感覚はあるにせよ、全然アングラ感が無いですね・・・・

そこの違いが面白いな、と思うことがひとつ。

もうひとつ思うのは、結局今の本流ジャズが退屈だとしたら、こういう冒険的な斬新さが無いからではないか? ということです。
あるいは、そういう未知の分野を開拓するエネルギーが希薄というか・・・・なんか、危うい薄氷を踏むようなジャズって、まだまだ可能性はあると思うんだけど・・・


次はサン・ラ、1956年





アングラ・ジャズの源流みたいな人だよな。 サンは太陽、ラーは太陽神ですから、正しくは「サン・ラー」のはず。
だけど「サン・ラ」って言うほうが禍々(まがまが)しくていいよね。

下手すると同時代のマイルスより前衛的な、こういうジャズから始まってフュージョン寸前までの「本流アングラ黒人音楽の20年」を探ってみたいのです。



次はガラリと変わってカントリー・ギタリストのジェリー・ドナヒュー




アメリカ人なんだけど60年代に英国にわたってフェアポート・コンヴェンションなど重要なバンドに参加。 英国で人気を博す。
オレの大好きなリチャード・トンプソンもこの人の影響をずいぶん受けてるな、と思った。

で、トンプソンを紹介したいんだけど、重要な楽曲が全然ようつべに上がってないのが遺憾の極みですな・・・

イギリスがアメリカ音楽から影響を受けてるのは、実はブルースや R&B だけじゃなくて、カントリーからもかなりありそう。
そのあたり考察してみたいです。

例えば、72年英国のストロウブス。やっぱりカントリー出身なんですが、このバンドは高校生のときずいぶん聴いて、僕にとっては英国音楽の入り口でした。
彼らの曲も紹介したいものがようつべに上がってない・・・・ だから自分でアップしてからじっくり解説したいです。





その他、ブラジルもの多数 (笑)
これから暑くなるんでブラジル増えると思います・・・・


それと、こんなのやってみて、などのリクエストもあったらお寄せください。



この記事へのコメント

変態通行人
2011年06月23日 22:08
ジェリー・ドナヒューとかとにかくカントリーって全然しらないんだけど なにこのひとおおおおおおおっっっ
なんかすごい
変態通行人
2011年06月23日 22:11
72年英国でこの手の紹介って少ないと思いますーー
でアップしてください。
変態通行人
2011年06月23日 22:17
ロニー・リストン・スミス サンラ は 白日夢みながら演ってますね。。ロニー・リストンこもったオルガンが苦しくていいです。きもちいいい。
ynizm
2011年06月25日 01:13
好調からサンラの紹介があるとは!!オーネットコールマン、セシルテイラーとかいってしまいますか!?フリージャズにカテゴライズされがちですが、サンラと同様、いろんなことやってます。アングラ系にはどうしても反応してしまいます。。。
好調
2011年06月25日 08:36
>変態通行人さま

ジェリー・ドナヒューに連なるいわゆるハイブリッド・ピッキングのギタリストについてまとめてるところです。
お楽しみに・・・

好調
2011年06月26日 20:22
> ynizm 氏

サン・ラはフリージャズとはちょっと違うと思ってます。
オーネット・コールマンとかはかなり無理に自由になろうとしてる感じだけど、サン・ラの場合は自己の内面に耳を澄ませて音をひろってくるような気配がありませんか? 

アドリブのようでありながら非常に緻密によく考えられたフレーズや音造りだと思う。  フリージャズというよりは宇宙音楽、あるいはマインド・ミュージック、エンビエント・ミュージックとも言えるかもしれないですな・・・

フリージャズは苦手なんですけど、サン・ラは聞けますね。

変態通行人
2011年06月27日 10:38
ハイブリッド・ピッキング、、、なるほど
ボサノヴァとか好きなんだけど
自分ギター弾けたらこんなんがいいな、、って 思ったり。
ちょっと泥臭いけど凄いってかんじ。
ynizm
2011年06月27日 18:50
オーネットコールマンの破壊っぷりは60年代半ばで一段落します。アルバートアイラーやコルトレーンは破壊したまま自分も死んでしまったけれど、オーネットやセシルテイラーは今だ生きていて尖がったことことし続けてるんですよね。やっぱり破壊だけでは続かないんですね。破壊の先に彼らが行ったところはどこかと言えば、プリミティブなアフリカンビートに向うことが多い気がします。アーチーシェップなんかは懐メロ歌謡のようになってしまいますが。そんな彼らを私は広義のブルースと捉えて聴いています。サンラにはフリー特有の煽情が少なくインテリジェンスを感じますね。
好調
2011年06月27日 23:41

そうそう、サン・ラは知的なとこがあって、クールなんですよね。 フリー・ジャズはけっこうホットなことが多いけど・・・

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  • Lonnie Liston Smith

    Excerpt: 暑い夏になると聴きたくなる音楽ってありますが、ここのところの猛暑にこの人は如何? Weblog: トリニティースクール音楽部 部室 racked: 2013-07-11 21:44