1978年のポップス




1977年、76年、と昔のヒット曲を懐かしく回想してきた訳ですが、ちょっと戻って78年を見てたんです。

いやぁ、びっくりしましたね・・・・・・ 78年はほんとにロクな曲がない。 ポップスの劣化が、かなり顕著です。

これ見てください →  1978 Billboard Top 100


なんつーか、ディスコばっかり。
しかも78年にはディスコのパターンが出来上がっちゃってて、全然面白くない。

それで、ここで紹介できる曲は3曲だけでした・・・・(涙)

まず、オーストラリアの リトル・リヴァー・バンド。 これは名曲。
彼らの曲の中ではこれだけが雰囲気が違って、出来も突出してる。
英国っぽい音だ。





次はトビー・ボウ。 これはグループ名です。
この人たちカントリー・ロック出身らしいけど、77年のエントリーで紹介した サンフォード&タウンゼント なんかと同様、この時代はけっこう
そういうジャンルを節操無く行き来するバンドが珍しくなかった。 そういうの全然ありだと思うんですがね・・・・





最後は英国からクリス・リア。 この人は渋い音楽というイメージかもしれないですが、これが最初のヒット。





三曲とも生ストリングスが美しいですね・・・・
で、三曲中、二曲がアメリカ以外の国ってのも、アメリカン・ポップス劣化の始まりの象徴のような・・・?

まあ商業音楽が急激にのさばってきたこの年にも、例えばスティーリー・ダンがアルバム "Aja" から二曲チャート・インしてたり、ロバータ・フラックとダニー・ハザウェイのデュエットが
ヒットしてたり、その他、ジョー・ウォルシュ、パティー・スミス、ジャクソン・ブラウン、 と言ったポップスというよりはもっと硬派な音楽もトップ100に入ってはいる。

だけど、オレがポップスに求めるのは渋いギターや、カッコいいベースラインとかスネア・ドラムではないんだよな。

ポップスって、もっと大衆的で、基本的には簡単に口ずさめるようなメロディーであって欲しいと思う。
何度も言うようだけど、ボロボロで雑音だらけのAMラヂヲから流れてきても、キラリと光る音楽・・・・
そうであれば、そこに調味料や甘味料が利いていても、節度があれば一向に差し支えないと言うか・・・・

う~ん・・・やっぱりシンガーなのかな・・・ 下手糞な歌手でもレコード会社が音を作りこんで、プロモートすれば売れてしまうという
ポップスにとって最悪の展開が、78年と77年の間に起こったと見ていいでしょう。

カーリー・サイモン や ケニー・ロギンス と言ったベテランの歌が、この年のは全然良くないというのもショックでした。

次は79年に行くか、75年に行くか・・・・?





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  • British Pops

    Excerpt: ブラジルが続いたんで久々に英国音楽を聴きます。 Weblog: トリニティースクール音楽部 部室 racked: 2013-06-28 01:01