ブラジルのジャズ (5) Victor Assis Brasil

なんでしょうかね、ブラジルのジャズを追う理由は・・・・?

アメリカ人のやる 「ブラジル風音楽」 はジャズにおいても、いまいちサマになんないけど、ブラジル人がジャズを演ると、
無理なくアメリカ発のこの音楽ジャンルと溶け合うんだよな。 そこが魅力なんだろうと思う。

本家アメリカのオーソドックスなジャズよりも、すーっと耳に入ってくる感じがあるんです。

今日の人も天才サックス・プレイヤーです。


ヴィクトル・アシス・ブラジル  1945年リオ生まれ、81年、36歳で難病にかかって亡くなる。


パウロ・モウラ (この名前憶えておいて) にサックスを学び、66年にファースト・アルバム。
60年代後半に渡米してバークリー音楽院に学び、73年にブラジルに帰ってくる。

まずは70年の問題作、"Esperanto" から




参加ミュージシャンはブラジルの腕利きジャズメン。 ギターはエリオ・デルミーロ、ドラムはエヂソン・マシャード、ピアノはドン・サルヴァドール・・・・

この曲、三拍子なんだけど、エヂソンのドラムはそのようには聞こえないのが不思議だよね・・・・ やっぱりタダモノじゃない。

ヴィクトルのアルトはちょっと晩年のコルトレーンみたいだと思う。
実際彼はコルトレーンに心酔していたようだ。

次は亡くなる前年、80年の傑作アルバム "Pedrinho" から
これもブラジル人ミュージシャンたちとの録音




これ、フュージョンでもクロスオーバーでもない、純粋なジャズだと思う。
このスピード感、質の高さは本場アメリカでもトップレベルの演奏家でなければ出せない、一流のものだ。
鬼気迫る6拍子と7拍子の複合リズム・・・・

同じアルバムからもう一曲、コール・ポーターの曲を




吹きまくってるんだけど邪魔にならない高度な演奏技術、フレーズがちゃんと歌ってるからでしょうね。

ブラジルっぽさをあまり感じさせないこの人の音楽ですが、アメリカに行きっぱなしにならず、ちゃんとブラジルに帰ってきてこういう音楽をやってたのは
凄いことだと思う。

60年代後半、ブラジルではジャズが別な方向に行った時期に渡米してたからかな・・・・

この記事へのコメント

変態通行人
2011年09月24日 09:20
アマゾンでみつけました
ヴィクトルアシス 購入
凄く気に入りました(^-^)/
変態通行人
2011年09月24日 09:21
まだ届いてないです…
聞いたらまた 感想などカキコで

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