現代のドラマーたち

さて、ここまでドラムの大御所たちを見てきた訳ですが、そういえば最近の若手ドラマーってどうなんだろうな?
という疑問が湧いたので、いろいろ調べてみた。

打ち込み技術やコンピュータが進歩して、あらゆる楽器の中で最もワリを食ったのは打楽器奏者ではないか?
などと勝手に思ってたら間違いでした。

最近の若手にも強烈なのがいますね。  三人紹介します。


まずはジョン・ブラックウェル 1973年生まれ。 






次はアーロン・スピアーズ 1971年生まれ。 イマふう音楽だけどドラムだけ聴いてみて。 スネアがヤバい・・・
このデブすげーわ






最後は84年生まれの注目株、トニー・ロイスター・ジュニア、スネアとバスドラが凄い・・・・





どのドラマーも完璧なテクニックとセンスだよな。 

ひとつ気がついたのは、彼らのドラムは若さゆえか、むき出しで攻撃的に過ぎる部分が多いように思うこと。

おそらく今のアメリカ音楽に、若者の怒りみたいなものが多分にあって、そこが平和な70年代、純粋に音楽のみに没頭できたミュージシャンたちとはちょっと違う、
ということではないだろうか・・・

その意味でモダンドラマーに似ているのは、60年代のドラム奏者たちなのかもしれない。

格差が進む現代社会における若者の窮状を、あきらめや八つ当たりではなく、「ポジティヴに怒る」ことで表現する、楽器としてのドラムの重要性は、昨今ますます高まっている、と思ったことでした。


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さて、ここらでいったんドラムの話は終わりにします。

今回は主に黒人音楽系のドラマーばかり紹介しましたが、ほかにもいろんなジャンルにスゴいドラマーが居ますね。

追って紹介します。

あとは上で触れたように、エルヴィン・ジョーンズとかトニー・ウィリアムスといったクラシック・ジャズの人達も・・・


で、最後にオマケ。  バーナード・パーディー68年の録音。

やっぱりパーディーはスゲぇな・・・・・ ドラムという楽器は歌うことが出来るんだよな・・・。
全然ブラジル音楽になってないけど、そんなことはどーでもいいですね (笑)





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