Full Moon

前回シー・レベルのエントリーが人気のようで、良質なフュージョン音楽もあるのだ、
という事実を歓迎してくれている人が多いのだろう。

いくつか似たようなロック系のフュージョンを見て行きたいが、あいにく思い浮かばない。
このジャンル、しばらく御無沙汰していたので忘れていることが多い。

そこでとりあえず思いついた異色のバンドを紹介しておこう。 前回ちょっと名前が出た人のグループ。


フル・ムーン   

西海岸でスタジオ・マンをやっていたキーボードのニール・ラーセンが71年に組んだバンド。
アルバムを一枚だけ残して解散。
バズィー・フィートンのギターの存在も大きい。
フィートンはそれまでエルヴィン・ビショップの後任としてバターフィールド・ブルース・バンドに在籍、生粋のロック・ギタリストだった。

思うにこのバンドが現在一部で高く評価されているのは、71年というクロス・オーバー初期の年に、時代を5~6年は先取りした新しい音を出していたことだろう。 
71年はスティーリー・ダン結成より一年早く、音が新しいということでもフル・ムーンのほうが上かもしれない。

二曲どうぞ







二曲目、1:10あたりから、メランコリックなラーセンのオルガンがいいよな。

フィートンのギターはロックっぽくもありながら、ジャズっぽい音階を微妙に入れていてカッコ良い。
たしかサックス・プレーヤーのフレーズを研究して取り入れたとか言ってたような・・・


もう一曲





ラーセンとフィートンのコンビはこの後70年代後半から再び活動をともにします。
つまらないフュージョンもちょっとやってますが名曲もあるんで、いずれ紹介するかな・・・



で、実はこの最後の曲、シー・レベルが7年後、78年前半のアルバムでカバーしてる。
シー・レベルの人気が高いようなので載せておきます。聞き比べると面白いよね。

やはり後発のシー・レベルのほうが凝っているが、71年に上記の音を出してたフル・ムーンも凄い。
で、ギターはフィートンの影響を受けてるのが明白ですな・・・





この曲、学生時代にバンドで演った記憶が今日よみがえりました。
まさにリアルタイムで聴いてた音楽だから思い入れも大きいんで、オレの高評価は割り引いて下さい (笑)






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