ポーランド音楽(12) ひとまず終わります

ポーランド音楽も、もう1ヶ月語ってますね。
人気が無いと見えて今月のアクセス数が激減してますな  笑

あと数名は紹介したい人がいるんですが、中々まとめるのが難しいです。
更新が滞るのも本意ではないので、とりあえず今回でいったんポーランドは終わり。

まあとにかく参考になる本やサイトと言ったものが皆無の状況下、ひたすらようつべをサーフィンし続け、
ポーランド語の Wiki にあたり言語をグーグル変換、という知的にはお粗末至極な研究法ですが、
それでも時間はかかる作業です。

最後に気軽にいくつか紹介していきます。

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前に紹介したアーニャ・ドブロフスカのアルバムを e-Bay で英国から購入したのが到着。 これ一曲を除いて全てアーニャの作曲なのな・・・・
プロデュースにもクレジットされてますね。 才人です。

で、その例外の一曲がこれ、なんとエンニオ・モリコーネですわ。
ポーランドは地理的にもイタリアに近いので、英米よりもイタリアン・シーンには反応しやすいのかもしれない。

ローズとベースがプロデューサーのボグダン・コンドラッキ。
アーニャ一人の多重録音によるコーラス・アレンジが神。 上質なアシッド音楽だと思う。





次はボグダン・ガイコフスキー。 のちにカピタン・ネモ(ネモ船長)を名乗ってテクノ・ポップへ。
ネモ時代の音楽がひど過ぎるんで紹介を断念した人。 でも77年のこれは名曲。演歌ソウルみたいな感じ。
ギターがイイ。





92年、ロックバンドのクルト。 禍々しい(まがまがしい)空気の中、若者の怒りが爆発。
ただし救いの無いすさんだ音楽ではないと思う。 パンクと言うには格調が高すぎるし・・・・
共産主義から解放されたあと、自由を謳歌したであろう時代に、こういう音楽が鳴っていた社会背景を探ってみたい。





最後にまとめと言うよりは、しばらくしたら再開するときの予告編も入れておくかな・・・・

これから紹介しようと研究してた何人かのうち、三人が同時に入ってる驚異の動画を発見。86年。


チェスワフ・ニエメン   首下げシンセ+ボーカル


ヴォイチェフ・カロラック サングラスで革ジャンのキーボード


ミハウ・ウルバニアク   シンセ+サックス+電子ヴァイオリン




え~っと、この三人はポーランド音楽を総合的に語るとなると、それぞれ結構重要な人達です。

ニエメンは 演歌 → ロック → ジャズ・ロックと進化した人。

ヴォイチェフはブラック・ミュージックを追求したハモンドの使い手。

ウルバニアクは北米で活躍してる、恐らく最も有名なポーランド人ジャズ演奏家。(英米ではマイケル・ウルバニアック)
ご覧のとおり、エレキ・ヴァイオリンにボコーダーを通すという変態ぶりが、マイルスにも評価され共演も。

それぞれ別ジャンルの人だと思ってたらこういうふうにつながるのか、と感心しました。 
プログレとかファンクとかジャズ、いろんな要素を三人が持ち寄った感じで、言わばポーランド流クロスオーヴァー音楽か。

こういうの結構クルんだよな、オレ・・・・



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以上、ポーランド音楽にはある種シンフォニックな音造りが共通している、とは言えまいか?
ブラジルのように和音が複雑、ということではなく、いろんな音色の旋律が複雑に絡み合い、一種の対位法のような奥行き感があると思いませんか?

まあ、まだ結論じみたことは言えませんが・・・


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