Eddi Reader (1)

7月の末以来、ずっとイギリス音楽を紹介してなかったコトが判明。
やっぱり暑い夏にはあまり聞きたくならないジャンルなんでしょうかね・・・・・
去年も7月中旬から10月中旬までサボってるのな、イギリス音楽。

そこで季節もすでに冬到来かという局面につき、久々に英国音楽行こうかなと思いました。
以前から気になってて、ちゃんと聴いてみようと思ってた人です。


エディー・リーダー  1959年スコットランド、グラスゴウ生まれ 


ストリート歌手、サーカス歌手、ユーリズミックスなどのバック・コーラス等を経て87年、フェアグラウンド・アトラクションを結成、たちまち全英1位のヒット。


フェアグラウンドは1枚の正規アルバムを残して解散。 理由はエディーの妊娠・出産がからんでいるようだ。
彼女は92年にソロアルバムを発表、以後今日まで9枚のスタジオ・アルバム、8枚のライブ・アルバム(うち1枚は日本公演)を出している。


33歳でソロ・デビューというのも遅咲きの部類だろうが、なにぶんそれ以前の10年以上を、ロンドンやヨーロッパでの様々な下積みで過ごしているから土台が違う。
90年前後と言えば第二次ブリティッシュ・インベイジョンも一息ついて、イギリスのバンドがどんどん凝った音造りで熟成を重ねていく時代のように記憶してます。
同じスコットランドの先輩、アニー・レノックスがユーリズミックスを飛び出したのも90年。

ちなみに日本はバブル絶頂期、その頃初めてエディーの声を聞いたオレは、素朴なんだかきらびやかなのかワカらない、生粋英国サウンドなんだけど「隙間感」が新しいな、と感じたものです。

まずはフェアグラウンドから一曲、89年です。 ヴァイブ (Vibraphone = 鉄琴) がやたらカッコ良い。




ちょっと回顧調な歌に舌足らずのボーカルは、北米のリッキー・リー・ジョーンズのようでもあるが、リッキー・リーに比べておそらく芸人音楽もやったであろうエディーのほうが表現の幅が広い。

ファースト・アルバムでこれだけヒネった音が出せるのも凄いが、彼らの音はまさに宝箱をひっくり返したような多様性に満ちていた。
彼らの特徴のひとつは芸人音楽のような自由音楽、とも言えるかもしれない。



次は92年のソロ第一作から。
ペンタングルを思わせるトラッドな世界とサイケデリックな浮遊感の融合。1:50あたりからのギターがヤバい・・・





もう一曲同じアルバムから。 ケルト音楽っぽい部分も。ポップスと言うには格調が高すぎる。





次は94年のヒット。 このアルバムはアメリカ録音だが、エディーがアメリカでは売れたことは無い。
英国チャートと北米チャートは案外連動していて、アメリカで売れた曲はイギリスでも売れるんですけどね。 

英国内だけでヒットしたスターというのはそれほど多くはなく、
つまりUKのスターは必ずしもUSのスターにはなれない。
でもこれ、アコーディオンさえ入ってなかったらアメリカでも売れるような名曲な希ガス。





(続く)








この記事へのコメント

変態通行人
2012年11月06日 21:20
フェアグラウンド
うちに一枚あります! なんか夜カフェで仲間とがやがやとおしゃべりしたくなる音楽WWW

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