Claudio Zoli

ポーランド音楽でちょっと煮詰まってしまったので気分転換にブラジルいきます。
気温も高く、夏らしくなってきたんでちょうど良いかな、と。


クラウヂオ・ゾリ   1964年リオ生まれ  シンガー・ソングライター&ギタリスト



ソウル、ファンクを基調としてますが、若い頃組んでたバンドではレゲエ調のもあった。

ボーカルスタイルが独特で、好き嫌いが分かれるでしょうが、聴いてるうちに彼の世界を理解できるようになります。
まぁ大ヒットを飛ばすような大衆向け音楽ではないが、どれも充分にポップで特にイントロがカッコいいのがこの人の曲の特徴。




まずは2001年。
ギターはギブソン系の使い手で、ジョージ・ベンソンなど、アメリカのブラック系ギタリストの影響が大きいと思う。






これも2001年、86年の自曲のカバー。 ドラムはちゃんと人間様が叩いてますね。 実にキレがあってカッコいいです。






2003年、イントロからしてギターの音がヤバいし、ドラムもベースも最高!
ボーカル無くてもイイとオモタ (笑)





同い年のソウル仲間で連帯感があるのか、ゾリはシモニーニャとも共演してますね。
ただシモニーニャが、より北米っぽいのに比べて、ゾリはブラジル・ソウルの先輩、ルイス・メロヂアに似ているように思う。 

ブラジル人の発声はどうしても本場・北米の黒人ほどのずぶとさに欠けるきらいがあり、ブラジル・ソウルの創始者とも言える70年代のチン・マイアなどはずいぶん苦労したのではないか?
アメリカのソウルと同じようなバックで歌うと、どうしても本場と比べてしまい、亜流感が漂ったのは不幸だった。

しかしゾリやシモニーニャやセウ・ジョルジといった後発組のソウル・シンガー達が、もうそんな事を気にしなくてもいいのは、実はかなりバックの演奏の進歩に助けられている部分もあると思う。
そして、そういう楽器演奏の進歩は他でもなく彼ら自身の努力によるものだろう。

ゾリもシモニーニャも50歳、今後のブラジル・ソウルの発展にはますます重要な人達だと思いました。


最後は今年出た最新盤からです。 あきらかにブラジルとアメリカのソウルの高次元な融合だよな。











この記事へのコメント

この記事へのトラックバック