ポーランド音楽(28) Andrzej Smolik

さて今年もポーランド音楽をよろしく。
今日はボグダン・コドラッキ好きならタマらない、ポーランド前衛ポップスの人です。



アンジェイ・スモリック  

1970年生まれ  キーボード、ギターを操るプロデューサー&アレンジャー そして作曲も



スモリックはコンドラッキと一時同じバンドに居たようで、凝った音造り、サイケ感覚に共通点がある。
コンドラッキは68年生まれだから同世代の盟友か。

まずは一曲、2003年。 一昔前のソウルのパロディーのような諧謔がある。 あるいはデヴィッド・ボウイのような英国音楽の影響も。
明るいようで浮かれたところがなく、一言で言えばヒネった音楽だが、なんとこの曲ポーランドのチャートで3位に入っている。
リスナーの耳が肥えている証拠で、2003年のアメリカあたりではあり得ないことだ。






2006年、以前紹介したマイケル・ウルバニアックの娘、ミカをボーカルに迎えて。
コンドラッキのジャズボーイ・レーベルの音に酷似するがジャズボーイとは関係がない。
今後こういうのはポーリッシュ・サウダーヂと呼ぶことにします。
スモリックは英語の歌が多く、英国進出を意識していると思われ、事実ようつべのコメント欄には英語が散見される。






もう一曲ミカと。 このアニメ凄いんだけどポーランド製なのかな? 
20世紀末のポーランドはハウス・ミュージックというかユーロビートが真っ盛りだったんですが、これはそれをアウフヘーベンしたものか・・・・。







2010年、これも英語。イギリス的な音のようでいてポーランド独自の世界と言えるが、それはコンドラッキやスモリックが築いてきたものだ。






ライブ映像。 電気ピアノを弾いてるのがスモリックその人だが、最後の曲ではギターに持ち替える。
ドラムの音は左から二人目の口芸による。 フリューゲルホーンもいいが、わずかこれだけの楽器編成でここまで広がりのある音が出せるとは・・・
ちょっと長い動画ですが、ぜひ最後までどうぞ。  なんかスモリックってブライアン・オーガーに似てるよね、顔が・・・・





以上ポーランド・ポップス、あいかわらず文化程度が高くていいですな。
以前も書きましたが、ポーランド・ポップスは21世紀になって突然ビッグ・バンを起こすがごとく優れた音楽が大量に出てくる。
スモリックのレコード・デビューは2001年、まさにポーランド・シーン立役者の一人と言っていいでしょう。

















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