ポーランド音楽(29) Marcin Wasilewski



ECMとかの北欧ジャズは苦手なんスよね、なんつーかブラックネスが希薄で・・・・
だけどポーランド・ジャズが結構このレーベルから出てるようで、しばらく聴いてました。

マルチン・ヴァシレフスキ (1975~) は以前ちょっと紹介しましたが、20歳そこそこでトマシュ・スタンコと共演して注目された、今やポーランドを代表するジャズ・ピアニストです。

クリストフ・コメダをポーランド・モダンジャズの源流とするとスタンコはコメダ直系で、そこで弾いていたとなるとヴァシレフスキもポーランド・ジャズの本流に居ると考えて良いだろう。
したがってマルチンが、自分はキース・ジャレットに影響を受けた、と述べる点に注目するよりも、やはりコメダの音楽世界をどのように継承しているかを見るほうが面白いと思う。

ジャレットの影響があることなど、ちょっと聴けばすぐわかることだしな・・・







まあオレ自身はキース・ジャレットって才能は凄いと思うし、嫌いではない。
だけどCDを一枚持ってるだけ。
やはりウィントン・ケリーとかレッド・ガーランド、モンクやジュニア・マンスと言った強烈にスイングする黒人ピアニストのほうが好きなのだ。

てなわけでECMはちょっと・・・・と言ってしまうと、そこに連なる白人ジャズを全て否定することになってしまって、まあそういう姿勢もアレだよな、と最近では思っている。 なにせビル・エヴァンスは大好きなんで白人ジャズが嫌いなわけではないし、ともかく人種差別は良くない。

マルチンはジャレットほどエッジが立っていないと言うか、柔らかい。 ジャレットほど押しが強くない。
ジャレットの押しの強さはケミカルなアメリカ文化的とも言えるが、マルチンのはもうちょっとナチュラルで、それこそがポーランド的なのではないか?














マルチンにはコメダのピアノが乗り移ったような世界が確かにある。 となると、やはりコメダの偉大さが際立ってくる。コメダをモダン・ジャズの源流に持てたポーランドのジャズシーンはラッキーだったと言う他はない。

コメダやスタンコがそうであったように、願わくばマルチンもポーランド・ポップスの連中とも連携して欲しいものだ。
ポーランド・ポップスのジャズとの親和性を考えれば簡単なことだよな?



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二回連続でジャズを語ってみましたが疲れるね~。
何書いていいかわからないのがジャズですわ。
ジャズ評論家の先生みたいに思いっきりフクらまして書く事が出来ないと言うか・・・・・

今後もたまにジャズを語ってみますんで応援よろすく・・・・









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