Toco

春に向けて、ブラジルからとびきりハイセンスな音楽を。


トコ  本名トマス・ヂ・クント  76年サンパウロ生まれ シンガー&ギタリスト



99年イタリアに渡り、現地のミュージシャンやイタリアで活動するブラジル人シンガー達と意気投合、イタリアのレーベル、Schema (スケーマ)から2004、2007、2014年と3枚のアルバムを発表。

まあ書くことはこのくらいです。今日は曲をたくさん聴いてください。
まずは2007年のアルバムから3曲。 モダンなボサ・ノヴァ路線。

60年代にボサ・ノヴァを大量発信したブラジルのレーベル、エレンコにそっくりなジャケット・デザインが洒落ている。
ブラジルで録音し、ミキシングはミラノで。
ボサ・ノヴァの大御所、ホベルト・メネスカウがギターで参加。
3:17あたり、フリューゲル・ホーンが入って来るのがカッコ良すぎる・・・・








これは、セウソ・フォンセカに似ているよな。







次はファーストアルバムから2曲。 マルコス・ヴァリみたいな曲から。





こっちはジョルジ・ベンっぽい。






昨年発表の最新アルバムから2曲。 このアルバムはCDだけでなくLPでも出している。
ミナスという曲名だが、確かにイントロ部の和音の感じはミナス音楽そのものだ。
2:49あたりから鳴ってる楽器はシンセサイザーだろうか? この音のセンスは只者ではない。










過去50年くらいのブラジル音楽、特にボサ・ノヴァ周辺をおそらくそうとう聴き込んで勉強し、オリジナルな楽曲を作り出しているのは凄い。
ブラジル音楽の分厚い伝統をひしひしと感じる音造りですが、それをイタリアから発信しているところも興味深い。
3枚ともプロデューサーはイタリア人であり、やはりイタリア音楽構成員の質が非常に高いこともわかる。
以前に聞いたマルク・クアトロなどが各国風味の音楽をさらりとこなしていたのを思い出しますね。

さて Toco という芸名、早世した天才女流シンガー&ギタリスト、 Tuca を思い起こさずにはいられないんですが・・・・・・?








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  • イタリア音楽(12) Alessandro Magnanini

    Excerpt: 今年ももうゴールデン・ウィーク、春を飛び越して初夏の陽気ですが、そんな休日にぴったりなイタリア音楽を紹介。 ちょっと前に聴いたブラジルのToco が、イタリアのスケマというレーベル発だったのが面.. Weblog: トリニティースクール音楽部 部室 racked: 2015-05-03 00:15