イタリア音楽(18) Soulstance


ずっとイタリアのラウンジ系を聞きまくっているうちに涼しくなってきて、どうやらこのジャンルも個人的な短期ブームで終わりそうな気配。
ずいぶんたくさん聴いたけど、ここで紹介できるほど高度なものは案外少ない。
基本的に自分はラウンジ音楽はそれほど好きではない、と言うことか・・・・

イタリアン・ラウンジの特徴は生ドラムが頑張っている点かと思う。
これが打ち込みだと途端に聴く気を無くすのだが、彼等の手造りなリズムには引き込まれる。

イタリア人のリズムが凄いのは、前にも書いたとおりアフリカ大陸が近いからだろうか?
隣国フランスのリズムがお粗末至極なのとは対照的だ。 (フランスもアフリカには近いんだけどな・・・)

そしてセンス抜群のアレンジは、彼等が音をデザインしているからではないか、などと思う。
クルマはもちろん、相変わらずイタリアの工業デザインは世界一カッコいい。
それがそのまま音楽になったのがイタリアのラウンジ系なんじゃないかな・・・

今日は再びスケマ・レコーズから、ソウルスタンスというグループを聴きます。
90年代半ばから活動するグレコ兄弟を中核に洒落た音楽を連発、その音造りは繊細で思わずサウンドの襞(ひだ)の奥に隠された微妙な音まで耳を澄ませてしまう。

まずは2曲、どちらもフルートが活躍。









これはきちんとボーカルが歌ってる。 ドラムはほとんどスネアのリム打ちとハイハットのみだけど、これだけリズムに表情が出せるのは凄いなぁ。






最後、これもフルートがいい。 今日の4曲は全てベースがアコースティック・ベースなのにも注目だ。






こうやって聴いてくると、イタリアのラウンジ音楽はライブラリー・ミュージックから派生して来てるのかもな。
だけど当人たちは決して軽い音楽を演ってるつもりは無いんじゃないか?  レイドバックした気分が一切感じられない、と言うかある種の緊張感すら漂ってませんか?
各楽器とも抑えに抑えた演奏だが、裏にはほとばしる熱気が感じられる。 それをラウンジ音楽というパッケージにさらりと落とし込むのが彼等の粋(いき)なんだろう。


それにしてもソウルスタンスってカッコいいバンド名だよねー。

















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