イタリア音楽(19) S-Tone Inc.

すいません、またイタリアのスケマ・レコーズからです。 どうもイタリアのラウンジ音楽から抜け出せずに夏が終わった感じ・・・・・

彼等の音楽のどこに惹かれるかというと、緻密でよく練られた演奏と言う他はない。

ミュージシャンのレベルが異常に高度、センスも良くて上品、録音やアレンジも精密で隙が無い。
あまりに高い完成度は時に息苦しい程だが、彼等が英国のクラブ・ミュージック、アメリカのジャズやソウル、ブラジル音楽などを広範にマスターしている事に驚かされる。

ミラノ生まれのステファノ・ティローネが主宰する S Tone Inc. はスケマから1993年~2013年に6枚のアルバムをリリース。
固定メンバーによるバンドと言うよりは、毎度多彩なゲスト達と作り上げる音楽プロジェクトと言っていいだろう。


まずは1曲、ボーカルにエコーがかかってて、ちょっと聴くと電子楽器満載な感じだが、エレピ、オルガン、エレキギター、ウッドベース、と生に近い楽器郡で案外シンプルな構成、ドラムスも人間が叩いてる。
前々回紹介したソウルスタンス がリミックス、彼等特有のドラムスが強調されたクールな音場に仕上がった。






ジョルジ・ベン風の曲、ボーカルは Toco だろうか?
ギターがカッコいいんで調べたらマウリツィオ・アルビニというイタリア人、スケマ専属のようだ。






ラウンジ音楽というよりはカルロス・リラあたりのハイソサエティー・ボサを思い出す。 管楽器隊にはチューバが入ってるんだろうか? マイルスの「クールの誕生」みたいだよな。






最後はソウル調、ボーカルがもう少し上手いともっと良かったんだけど・・・ S-Tone が鉄弦のアコギを使うのは珍しい。オルガンとエレキベース、ストリングス・シンセサイザー・・・・






以上、イタリア製のハンドバッグやスポーツカー同様、ディテイルを追求して大向うをウナらせる、手の込んだ造り込みだと思いませんか?












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