Leon "Ndugu" Chancler



ドラムのリズム感覚ってのも、よく聴くとドラマーごとにクセがあって面白い。
重いリズムというのはタメが利いてて、後ろノリ、とか表現されている。
今まで聞いてきたドラマーはみんなそんな感じ。

だけど前ノリのドラマーというのも少数派ながら存在し、一流になれば、それでもリズムが軽くはならないのである。
むしろこちらのほうがリズムとしては難しいのかもしれない。


リオン・ンドゥグ・チャンスラー  1952年 ルイジアナ生まれ


ずっと 「チャンクラー」 だと思ってたら、ようつべでステージで紹介されてる動画などを見ると 「チャンスラー」 と言ってますね。
 
主にジョージ・デューク関連の録音でよく聴かれる人ですが、その他にもいろんな人とやってる。
マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」のドラムもこの人。

一曲めはジョージ・デューク・プロデュースのブラジル人トロンボーン奏者、ハウル・ヂ・ソウザ 1978年。 バイロン・ミラー (b) との黄金コンビ。





この人のドラムはせかされるような、無理やりノせられるような独特のビート感覚で、けっこう好き嫌いがあるかもしれない。
ちょっとロックに似合いそうなドラムだよね。


次もデューク・プロデュースのブラジル女性ボーカル、フローラ・プリン、同じく78年。





こういうの少し苦手な音楽なんだけど、フュージョン音楽としてはかなり上等だと思う。 商業的な部分が皆無だから。

(リターン・トゥ・フォーエヴァーに居たプリンのアメリカ録音て、みんなこんな感じでスキャット専門と誤解されてるんだけど、ブラジル録音はもっとちゃんと歌ってますね。 そのうちきっちり紹介します。)

最後は最近の様子。フュージョン音楽の立役者、女ハンコックと言われたパトリース・ラッシェン (p)、センスの悪かったスタンリー・クラーク (b) と組んでスタンダードなジャズを。
二人ともずいぶん良くなってるよね、昔より。 てか、クラークはウッドベース弾けるんですね・・・(アレンビックだけでわないんだね)

こういうドラムでもビート感覚があいかわらずなのが興味深い。 





なんというか不器用な人なのかもしれない。 スティーヴ・ガッドのようにいろんなスタイルをこなせるタイプではないから・・・・

いつもこんな感じでバンドのノリを支配してしまう、という点ではバーナード・パーディーと同様なタイプのドラマーだろう。

で、こういうアクの強いドラマーは意外にもロックとジャズの架け橋になったりするんだよな。
チャンスラーはサンタナとの共演でも有名ですから。

次回、さらにアクの強いクロスオーバーなドラマーを見ていきます。












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