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zoom RSS サンバのリズム

<<   作成日時 : 2013/05/29 01:04   >>

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サンバが続いてますが、ヴァリエーションがありすぎて、「これがサンバだ」と一言で言えない点、読者の混乱を誘っているのでは?

ちょっと難しい話になりますがサンバというのは2拍子なんです。

4拍子と2拍子がどう違うかって?
これは踊るか、少し体を動かしてもらうしかない。

イチ・ニイ、イチ・ニイ でカウントするのと イチ・ニイ・サン・シイ で取るのは一見同じようでいて違う。
言うまでもないが前者が2拍子、後者が4拍子だ。


例えばこれ、74年、古典的サンバの第一人者カルトゥーラの曲。
画面下のタイマーをみながら1拍を約1秒というスピードで拍を打ってみよう。
4拍子で取ると違和感があってノれないが、2拍子だとしっくり来るのがわかる。




それにしてもカルトゥーラのボーカルも、バックの演奏もすごく端正だよな。
トロンボーンもいいが、バーデン・パウエルばりに切れのいいギターにも注目。
カルトゥーラについては Wiki を参照。

これ66歳の歌唱なんだけど張りとツヤがあるのに感心します。


さて「イチ、ニイ」「イチ・ニイ」の2拍子を念頭に最近のサンバを三曲ほど聴いていきます。
どれほどアレンジがモダンになろうとも、2拍子の原則は不変な点に注目。

まずは2004年、シモーニのイヴァン・リンスとの共演盤から。曲もイヴァン・リンスです。

この時シモーニは55歳、老眼鏡が・・・涙

オーソドックスなサンバなのにモダンな音造りがタマらん・・・・






前回言及したマリーザ・モンチ、2006年のサンバ・アルバムより。
サンバ以外の何者でもない音楽でありながら、ボーカルも楽器も先鋭的な刺激に満ちていて、「新しいサンバ」になっている。
このアルバムは名盤。 学校に置いてあるんでぜひ聴いてみて。






最後はたびたび紹介してるホベルタ・サーを、ベテラン・コーラスグループのMPB4がサポート。
これは最初にサンバを語ったエントリーの最後で紹介したライブ曲のスタジオ版。
残念ながらあの動画は閲覧不能になったので、こっちをどーぞ。
もはやサイケデリックとすら言えそうなスペーシーな音空間に、ホベルタのみずみずしいボーカルが冴える。
(動画中の女性はホベルタ・サーとは無関係注意)






さて、ことさら2拍子に注目したのは、それがブラジル音楽理解の鍵のひとつだと思うからです。
ジョビンの「イパネマの娘」もアメリカに渡ると4拍子にされてしまった。
またブラジル人に言わせれば、アメリカ人にサンバは出来ないそうで・・・・

確かにスティーヴ・ガッドがサンバを叩いても、サンバには聞こえないんだよな。


ディスコもそうですが2拍子は4拍子に比べるとダンス向きです。
サンバとはストリートや広場で生まれた音楽ということでしょう。
もうちょっと研究してみます。









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