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zoom RSS Leci Brandao

<<   作成日時 : 2013/10/27 01:32   >>

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この夏出たレシ・ブランダゥンの新譜ライブ盤を聴いていたら、今まで「どサンバ」の人だと思ってた認識が改まり、いろいろ調べてみました。

ブランダゥンは44年リオ生まれ、サンバ歌手として名が通ってますが、日本では結構なブラジル音楽ファンでもないと知らないと思う。
MPBやボサ・ノヴァもそうですが、さらに生粋のサンバとなると、実は本国ブラジルでももはや国民的音楽とは言えないのが現状だろう。

とは言え、今後消え去るような音楽ではなく、あいかわらず強力な新人がデビューし続けているのはこの部室でも紹介しているとおり。
ヘンに売れないぶん、純粋性は保っている分野なのだ。

ブランダゥンは貧しい家庭に育ったが、20代半ばから人前で歌うようになり、シングル・デビューは74年、翌75年にLPを出し、これがヒットになった。以後、現在までに30枚近くのアルバムを出している。

その74年、サンバの御大カルトゥーラと共演したTV番組の映像、ブランダゥン30歳である。
カルトゥーラの存在感が圧倒的だが、この新人女性歌手のひたむきな歌唱は確かに人を惹きつけるものがある。






ここで再三言っているとおり、サンバというのはいろんなパターンがあり、通常知られているのはにぎやかなダンス・ミュージックとしてのサンバだが、カルトゥーラからパウリーニョ・ダ・ヴィオラ等のしんみり聞かせるサンバもある。
そのしんみり系だが、オレは勝手にカルトゥーラをクラシック・サンバ、パウリーニョなどをモダン・サンバと分類している。 そしてダンス系サンバを「どサンバ」と言っている。

ブランダゥンをずっと どサンバ歌手だと思ってたのは単にオレの勉強不足で、彼女のそういうアルバムしか聴いていなかったからだ。
そこで今日は彼女のモダン・サンバを特集することにしました。

99年のアルバムから2曲行きます。 初期の彼女は「どサンバ」が多いですが、歳とともにこういうのが増えてくる感じ。









年式不明だが、今世紀になってからの録音と思われる曲をふたつ。









これは音造り的に80年代だろう。 






最後に今夏発売のライブ盤から2曲。 カルトゥーラ等、クラシック・サンバの薫陶を受けたシンガーだから到達し得た境地か。
同時に上質なMPBとさえ言えそうなくらいモダンだよね・・・・










最後の曲はシモーニが歌いそうですな。
去年の録音ですが、68歳でこれだけ歌えるのはスゴいと思いました。

ちなみに彼女は同性愛や人種、女性差別と闘う社会運動家でもあり、最近はブラジル共産党に入ったとか。
日本の左翼はやってる音楽もクズですが、音楽を聴いてるとこの人は信用できると思いませんか?


(8曲も紹介してすいません・・・・ ゆっくり聴いてください)










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