Jose Feliciano



ホセ・フェリシアーノは45年、プエルト・リコの生まれ、盲目のシンガー兼ギタリスト、この曲で一躍有名に。 ドアーズのカバーだけど、僕はドアーズのより好きです。
スパニッシュ・スタイルのギタリストのはずだけどブルース的なチョーキングを取り入れているし、歌詞も英語。
つまりだいぶアメリカの英語系音楽に歩み寄ってる。そもそもロックのカバーだし・・・

でも基本的にはスペイン語で歌うことが多い。 その音楽は言語やジャンルを超えて訴えるものがあり、情熱的。
大スターになれたのは英語でも歌えるからではない。 純粋に卓越した音楽家だから。

この曲はけっこうヒットしたが、この時代ヒスパニック歌手がヒットするにはこうするしか無かったのかもしれない。
彼らは今よりマイノリティーだったはず。

前エントリーでも書いたけど、彼らはけっこう英語系音楽には歩み寄っている。 下の曲もアレンジはブラック・コンテンポラリーっぽい。 だけど彼の歌は決してそうしたアレンジや外装によって変わることはなく、フェリシアーノであり続ける。 (1998年録音)



本来スペイン語の歌にこういう伴奏は合わないはず。 だけどそれを大きく乗り越えちゃってるのが凄い。
つまりスペイン語も英語も関係ない高みで歌ってる音楽。 なんかつまらない音楽文化論なんて色あせてきますね。

まあフェリシアーノにして初めて英語とスペイン語の音楽の壁を超越できるし、逆に言えばその壁はそれほど高いのである。 それを感じてもらって次に行きます。

(続く)










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