ヨーロッパ音楽

フランスとかのヨーロッパの音楽ってあまり聴かない、聴けないのって多分リズムが黒人音楽の影響があまり無くて、単調というか、無リズムというか、
そういうのが個人的に駄目なんだよな、 って前エントリーのコメ欄で話してました。

シャンソンてなんか駄目なんですよ。 20世紀のポピュラー音楽ってのは黒人リズム採用の歴史、と言ってもいいと思うんだけど、
なんかフレンチものってリズムが稚拙な気がする。 その流れから取り残されてると言うか・・・
つまり、シャンソンって戦前とか19世紀から変わらない古典的な民衆音楽のスタイルなんじゃねーの? なんて思ったり・・・・

でも、となりの英国ってのは戦前からジャズ、戦後は早い時期からブルース、R&B を追いかけた。 

不思議なのは英国って意外に昔は黒人が多くはないんだよな。
ところが20年以上前だけどフランス行って、パリで黒人が多いのにびっくりした記憶がある。
フランスは地中海の向こうはもうアフリカだし、そこに植民地も持ってた。
つまり黒人文化と直に接触するということでは、イギリスよりその機会が少ないワケじゃないと思うんだけど・・・

なのになんでフランスの音楽はブラックの影響を受けないのか・・・?

ドイツなんかにもそれは言えて、黒人リズムの導入後進国。
ディスコが流行ったときもドイツ製のディスコ音楽ってひどく垢抜けない、DQNな音だったしな・・・(ボニーMとか)


この理由についてオレは、戦後の英国にはアメリカ軍の基地がいくつもあって、そこのラジオ放送がアメリカの音楽をかけてて、英国ではその放送を通して若い連中が黒人音楽に飛びついたが、フランスとかではそういう放送局自体が無かったんでは? と長年思ってたんです。

それで今日、そういうの調べてたらフランスにもちゃんと米軍の基地はあって70年くらいまで放送もしてた、という事実を確認しました。
ドイツなんかは東西冷戦の最前線だから基地も放送も充実してたようだ。

となると、まぁアメリカ音楽は英語だからイギリス人にはわかるけど欧州各国の人達には判らないから、って言う理由が浮かぶんだけど、黒人音楽では歌詞なんて重要じゃないしな・・・

結局、欧州人は異文化摂取能力が低いんじゃねーの? 英国人・米国人に比べて・・・・

フランス音楽がわからなくなる例として、もうひとつ挙げられるのはボサ・ノヴァの取り入れ方。
なんか、すごく軽薄な音楽になっちゃうんだよな、あの国だと・・・・

ナラ・レオンはパリに亡命してたんだけど、そこで録音もしてて名盤です。
だけどこれに匹敵するフレンチ・ボサってあったかな・・・? 

だから、まあよくわかんないけど、フランスの優れた歌手ってのはみんな旧来のシャンソンとかのスタイルになるんだろうけど、そのスタイルがオレには全然ワカんないってことだと思う。
エディット・ピアフとかイヴ・モンタンがいいと言われてもオレには理解出来ないんです・・・ 

___________

1990年のヴァン・モリソン。 ラジオにかじりついてオランダとかの放送局のアメリカ音楽を聴いていた若い頃を追憶する曲。
放送局とミュージシャンの名前が次々に出てきます。




英米音楽では、もちろんブラジルも、黒人リズムを積極的に取り入れたんでそれが血肉になってるけど、
ヨーロッパにはそういうのはずっと無かったと思う。
若きヴァン・モリソンが必死になって黒人音楽を勉強した、そういう情熱は欧州の音楽からはなかなか聞こえて来ないんだよな・・・・

ディジエ・シュストラク。
ブラジルに長期滞在してたフランス人ですが、フランス人って海外に出ないと頑張れないような・・・・・?





(hrtk氏、フレンチ・ポップス教えてください)

この記事へのコメント

変態通行人
2011年06月12日 03:15
ボニードMって独だったのですね、、それすら知らないです。ユーロ大陸は取り入れるのは苦手なんですね。なるほど。
クラシックで食ってる気がします。それはそれで大切ですよね。イタリアに行ってた芸術家の知人が古典修復がビチュツで三毛とか荼毘とか凄すぎて誰も超えられないと思ってて新しいものすすまねーって言ってました。守ってる反面ミックスして育てたり苦手なのか、、ファッションなんかいかすのになあ、、。おフランスは見た目の表現は得意だけど天使のささやとかいう言語にに酔っていてリズム忘れちゃったのかなー。音楽に新しい話題性がないのはほんと謎です。

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