Kiki Dee

イギリス音楽は日本の夏にはどうも・・・・ なんて思いつつ、でもイギリスの音ももっと紹介しなくちゃなぁ、といろいろ考えてたら
思い出したのがこの人です。

キキ・ディー  1947年、英国北部のウエスト・ヨークシャー生まれ。

キキ・ディーと言えばエルトン・ジョンとのデュエットが有名ですが、エルトン楽派と言えそうなくらいエルトンのバックで
歌ってたりします。 でもこの人の背景はもうちょっと複雑でユニーク。

英国では60年代後半に ノーザン・ソウル という潮流があったそうです。アメリカのモータウン・ソウルに影響された音楽で、主に英国北部が中心地だったので
そう呼ばれました。
英国人のブルース好きは有名ですが、ソウルのほうにもフォロワーが存在したというのは興味深い。

まず68年のファースト・アルバムから




本場アメリカのソウルっぽいですね。
この人、70年にモータウンと契約するんですが、キキはモータウンが初めてかかえた英国人女性シンガーだったそうです。

そのモータウンでは一枚しかアルバムを残してませんが、なかなか良い。 
二曲続けてどうぞ。








白人女性のソウルってことではローラ・ニーロにもちょっと似てますな・・・・

それでアメリカから帰ってきてから出す73年のアルバムで、突然ブリティッシュな音になります。
その落差が面白いですね。




そして76年、エルトン・ジョンとのデュエットで英米同時ナンバーワンへ・・・
確かに歌が上手いです




このあとのキキ・ディーはあんまり面白くないんですが、彼女が英国の音楽シーンに与えた影響ってずいぶん大きいんぢゃないでしょうか?
シーナ・イーストンとかアニー・レノックスとか、イギリスの後輩たちの歌唱法にソウルの影響が認められますが、もしかしたらキキの存在がそうさせたのかもしれないですね。

ソウルの歌唱法をマスターしつつ、英国ポップスとして取り込んでゆく・・・
以前紹介したように、第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンとして注目された英国独自のポップスは、80年代になって花開きます。
キキ・ディーはその時代に大ヒットは無かったけど、彼女の音楽がその原動力のひとつになっているのは、間違いないところだと思います。

この記事へのコメント

変態通行人
2011年07月07日 23:10
なんかーこれきいてたら ストライプのきつめのジャケットとか着たくなった!
変態通行人
2011年07月07日 23:11
あー あにーれのっくすのせんぱい。。
変態通行人
2011年07月07日 23:15
そっかー最後の聞いてわかった これ歌ってた人なんだ なつかしいいいいいっっっ

ききながら都度都度つぶやきました。。。
好調
2011年07月07日 23:41
イギリスの音なんですよね、やっぱり。

イギリス音楽語るのって難しいですね。

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  • Kokomo

    Excerpt: あけましておめでとうございます。 Weblog: トリニティースクール音楽部 部室 racked: 2012-01-02 00:36
  • Mick Hucknall

    Excerpt: 急に春っぽくなってきましたね。 政権交代で明らかに景気が回復してきた実感もあり、また冬が寒かったので、なんだか解放感がありますな。 Weblog: トリニティースクール音楽部 部室 racked: 2013-03-08 01:01