フランス音楽

一ヶ月近く更新が滞っていたのはご想像のとおり、暑さのせいです。
なにぶんオレがPCやる部屋にはクーラーがないもんで、ついついクーラーのあるリビングに避難しがちなもので・・・・。
で、こう暑いとメンドウな理屈をこねる気にもならず、今日はちょっと軽い感じで、少しずつ調べてたフランスの音楽について経過報告。

なんつーかね、イタリアと似てますわ。
オレが好きになれそうな音楽家が少なすぎる。
代表的な音楽であるシャンソンも、その無リズム性が聴くに堪えない。 (←個人的な好みの問題。確かに上手い歌手はいるんですが)

アフリカにいっぱい植民地を持ってたくせに、なんでこうもリズムに無頓着なのか、これは現代音楽七不思議のひとつであろう。

もう20年以上前、パリに行ったときホテルの部屋でTVを見てたらロック系の音楽番組をやってた。
フランス人はイギリス人と仲が悪いのは広く知られた事実だが、この番組はフランス人の司会者なのに何故か英語。
しかも招介してるのは英国のバンドばかり。
おそらくフランス語がロック・ミュージックには決定的に合わないということなのだろう。

ミシェル・ポルナレフもロックとは言えないしなぁ・・・・

ジャズもフランスで人気のあるジャンルではあるが、優れた演奏家となると極めて少ない。
すぐに思い浮かべられるのは、ミシェル・ルグランくらいか・・・・

ブラジル音楽もフランスに渡るとフレンチ・ボサという腑抜けた音楽に退化する。 ブラジル音楽からその最も重要な要素のひとつであるリズムを後退させ、
さらにボーカルが口先だけで歌うスタイルとなれば、もはやそこにオレが聴くべきものは何もない。

いわゆるポップミュージックが総崩れとなると、フランスと言えばレイモン・ルフェーブルだのポール・モーリアと言った、イージー・リスニング・オーケストラくらいしか残らないのか?

まあ、とりあえずフランス音楽がどれだけ駄目かの見本を。
1978年コーテックス。




インストゥルメンタル音楽が英米ブラジルで頂点を極めつつあった78年という時代に、これほどシマらない音しか出せないのは非常に恥ずかしい事だと思う。
聴ける水準に達している楽器はベースくらいで、ドラムスはリズムが稚拙、ボーカルは音程不安定、キーボードも見るべきもの無し。 とにかくもうちょっとリズムに乗れよ!
このバンドの評価が一部で高いのは全く理解しかねる。


とは言え聴ける音楽家ももちろん居る。
オルガン奏者ジャン・ピエレ・サバ、75年の曲、ブラジル音楽に挑戦。
ところがこの曲、2拍子ではなく4拍子だからサンバにはなっていない。
むしろブライアン・オーガーのようなイギリスのビート音楽に近い。





救いがあるジャンルもある。
イタリア音楽がそうであったように、フランスもライブラリー・ミュージックが結構充実している。
ただしイタリア同様、そこにはフランス伝統の民衆音楽があるわけではなく、あくまでクラシックを学んだ精鋭による世界各地のローカル音楽の「いいとこどり」という無国籍な面がある。

75年、ジャンコ・ニロヴィック。 旧ユーゴスラビアのモンテネグロ出身でパリに定住した作曲家・アレンジャー。





ニロヴィックは映画、TV,コマーシャルで多用されており、日本でも「ガッチャマン」「西部警察」「ルパン三世」などで使われたとか。
一般に出回ることがなかったライブラリー音源、現在ではようつべによってその全貌が明らかになっているのは興味深い。

もうひとつライブラリー音楽を。
ミシェル・ロハン。詳細不明だがヴィブラフォン奏者がリードする楽団のようだ。 70年代の録音。





う~ん、フランス音楽はムード音楽なんでしょうかね?
聴けば聴くほど興味が持てないんですが、引き続き調べます~。



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  • スペイン音楽 最終回: Alfonso Santisteban

    Excerpt: 気まぐれにスペインの音楽を調べてみる・・・ スペイン音楽と言えば、もともとフラメンコが苦手なんスよ。 なんつーか血の気が多すぎると言うか、多分アラブの影響なのか暗いって言うのか・・・ Weblog: トリニティースクール音楽部 部室 racked: 2014-08-09 00:48