ポーランド音楽(20) 続 Poluzjanci

ポルジャンチの続き。

まずは昨日聴いた2000年のアルバムからもう一曲。
アメリカンな感じだが、甘味料、調味料が皆無なところに注目。






続いてファーストから10年あいた2010年のセカンド・アルバムから二曲。
これは英語。 彼らは2002年にニューヨーク公演も果たしているのだ。
ニューヨークの聴衆ならこの音を評価できるだろうが、アメリカの田舎では無理だろう。
全体的にクオリティーが高杉ワロタww
最後のギター・ソロもいい。






次は静かに始まるが、次第に盛り上がってくる、聴き応えのある曲。
1st から10年もあいたのは、これだけ演奏能力の高いメンバー達だからスタジオの仕事で忙しかったのか?などと想像・・・・






続く2011年には3rdアルバムを発表、ポップになったかと思いきや音楽的には劣化していない。
クーバのボーカルも堂々としてきた。






もう一曲2011年、クーバの切ないボーカルがいい。 なんとなくトッド・ラングレンを連想してしまう。
聴き込むほどに味わいが増す曲。





なんというか、ポルジャンチの音楽はポップスとは言い切れない真摯な探究心のようなものが感じられませんか? クーバのボーカルは黒人の歌唱を研究したものだけど、決して黒人になりきろうとする、英米のブルーアイド・ソウルの方向性とは違う。 

バックの演奏も英米の音を研究していて、それを完全に自分たちのものにしてる安心感、安定感がある。
逆にここまで真摯な音造りの音楽をアメリカで売ろうとすれば、現地でプロデューサーでも雇って、多少売れ筋の粉末でもふりかける必要があるだろう。

だがクーバはそんなことはしないと思う。 ポーランド語で曲を作り、歌うことでしかこの人の世界は完結しないのではなかろうか?

ずっと前、ペルーのバンドを紹介した時に、音楽マーケットが英米より狭いがゆえに切磋琢磨の度合いがユルく、のびのびした音がいい、などと言いました。 
最近はきわめてリージョナル(地域限定的)な音楽でありながら、ネットの普及でこうして日本でも聴く人が出てくる時代。
無理して英米に接近などしないほうがいいでしょう。

しかし例によって「ポルジャンチ」でググっても日本語ページはヒットせず・・・
またまた本邦初公開アーチストのようですな。


ポルジャンチ三つ目のエントリーは こちら
で、四つ目はこちら





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